園庭の自然

都心にあって、広い土の園庭と大きな樹木に囲まれた幼稚園は、小さな生き物たちのオアシスになっています。小鳥や虫たちの営みを感じることのできる園庭の自然をご紹介します。

木・植物

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  お茶の木

  お茶の花は秋に咲きます。同じ頃、お茶の実もたくさん見つかります。ただし、チャドクガが発生している年は、気をつけなくてはなりません。

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  ふき

  園庭の片隅で春を告げるふきのとう。

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  梅

  早春に花が咲き、初夏に実が生ります。

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  桑

  桑の木は小鳥が種を運び、自然に生えたものです。初夏に赤い実が生ります。

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  やまごぼう

  赤紫の実は色水遊び使います。

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  数珠玉

  秋につやつやの固い小さな実が生ります。感謝祭やクリスマス製作の材料として使います。

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  イチョウ

  大きなイチョウの木々は夏には気持ちの良い木陰を、秋には美しく黄葉し落ち葉を降らせてくれます。冬になり落葉すると、梢の鳥が良く見え、日差しも届くようになります。

生き物

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  小鳥

  大きな木々に囲まれた土の園庭は、小鳥たちのオアシスです。シジュウカラ、スズメ、メジロ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、オナガ、セキレイは常連です。渡り鳥のツグミやジョウビタキも見かけることがあります。冬には、小鳥たちがバードケーキを作って「小鳥のレストラン」に果物と一緒に置いています。また巣箱も掛けていて、シジュウカラが卵を孵すことがあります。

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  蝶

  ナミアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、シジミチョウなどに出会えます。子どもたちは夢中で追いかけています。幼虫を見つけたら、飼育ケースに入れ観察します。

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  トンボ

  池にはヤゴがいて、運が良ければ羽化が見られます。また、トンボが池に産卵する場面にも出会えるかも。

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  トカゲ

  しっぽの青い綺麗なトカゲは子どもたちに人気です。

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  セミ

  夏になると地面から出てきます。セミの抜け殻集めも、蝉取りも夏の楽しみです。

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  カマキリ

  卵からたくさんのカマキリの赤ちゃんが出てくると子どもたちは大喜びします。