焼けたよ!ホクホクやきいも、

11月19日(金)は、子どもたちが楽しみにしていた「やきいもの日」でした。

前日、年長組の子どもたちがレンガを運び、
やきいもの炉を準備をしました。

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当日の朝、年長組の子どもたちはサツマイモを洗い、
濡れ新聞紙とアルミホイルで包みました。
熾した炭の上に、サツマイモが並びました。
その上に、ケヤキの落ち葉やサツマイモの蔓を載せて燃やしました。

外遊び中の子どもたちが、入れ替わり立ち替わり、焼きいもを見に来ます。
火の側に来ると、炭火の熱が伝わってきます。
煙の匂いが漂い、落ち葉や枝が燃えるパチパチという音が聞こえてきます。
煙の匂いに交って甘い匂いがしてくると、期待に胸がワクワクしてきました。

焼けたお芋を切ってみると、鮮やかな黄色い断面から湯気が立ち、
美味しそうな匂いがしてきました。

おいもはお弁当の蓋に、一切れずつ配られました。
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先に食べても良し、おかずにしても良し、お食後に食べても良し。
自分のタイミングでいただきました。

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「甘い!」
「美味しい!」
「皮も、食べたよ!」

さて、炉はどうなったでしょうか。
白くなった炭も、水をかけると真っ黒な炭に戻りました。
余熱も取れた午後、年少組の子どもたちが残った炭で遊び始めました。
レンガに炭で絵を描いたり、集めて運んだり、ごっこ遊びに使ったり...。

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子どもたちは、「煙の匂い」を服や髪につけおうちに持ち帰りました。
楽しい思い出も一緒に!!

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やきいもの炉を囲んで余熱を感じながら礼拝


秋の実りに「ありがとう!」

11月17日(水)は秋の実りに感謝し、収穫感謝礼拝を行いました。
今年も、子どもたちが園庭の畑で収穫した野菜を飾りました。

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さつまいもは、年長児が苗を植え収穫したもの、
大根は、年少児が種まきをして収穫したものです。
サトイモやトウモロコシ、ピーマンも飾りました。

お庭で集めた数珠玉や、お茶の実、アサガオの種、
遠足で拾ってきた松ぼっくりやどんぐりなどの、種も飾りました。
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種には命があること、
それぞれの命は、神様が創られた素晴らしいものであることを、
牧師先生からお聞きしました。
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礼拝の後は、学年ごとに秋の歌を披露しました。
年少組は「とんぼのめがね」
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年中組は「山の音楽家」
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年長組は「踊ろう楽しいポーレチケ」
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楽しい歌と合奏の後は、全園児で「きのこ」を歌いながら踊りました。全園児きのこ.JPG

神様からいただいた多くの恵みに感謝し、みんなで喜びを分かち合う時となりました。

10歳のみんなの今、そして夢

11月13日(土)草遊祭の日の午後に、小学4年生の卒園生が幼稚園に帰ってきました。
20歳の半分の10歳を祝う、「二分の一成人式」を行いました。

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お天気に恵まれ、たくさん遊んだ園庭で行うことができました。
卒園生と保護者と職員は、青空のもと讃美歌を歌い聖書を読み、
牧師のメッセージ「地の塩、世の光」に耳を傾けました。

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ひとり一人にお祝いのカードが渡され、
牧師先生が頭に手を置き、祝祷してくださいました。

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小さかった園児が、身体も大きくなり、顔つきもしっかりし、
堂々として、みんなとても立派でした。

記念撮影が終わると、時間が巻き戻ったかのように、
全員が集まり「ドロケイ」が始まりました。
小学校も違い、なかなか会うこともないのに、昨日卒園したかのようでした。

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草苑につながる子どもたちがこれからも、神様に守られますます成長し、
「地の塩、世の光」として活躍することができるよう願っています。
夢に向かって、大きく羽ばたいてください!!

木の実や葉っぱで、秋の作品展

秋の遠足はどのクラスも、自然いっぱいの公園に行きました。
子どもたちが拾ったどんぐりや松ぼっくり、
幼稚園のお庭で集めた、木の枝や葉っぱや草の実、
畑のサツマイモのつるなど、
秋の自然を活かした作品がたくさんできました。

また、子どもたちは秋の自然をテーマにした絵も描きました。

草遊祭で子どもたちが学生の出し物を見ている間、
幼稚園を会場に子どもたちの作品を保護者の皆様に見ていただきました。


藍の葉っぱのたたき染めは園庭に展示しました。

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全園児(園庭の藍葉)


どの学年も秋のリースを作りました。

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年長組(サツマイモのつる、園庭の花、クヌギのどんぐり等)

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年中組(園庭の落ち葉、遠足で拾った松ぼっくり・どんぐり)

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年少組(園庭の落ち葉、どんぐり、数珠玉など)


子どもたちの共同制作です。

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年長組(砧公園で観た筆柿は折り紙で作りました。)

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年長組「柿の葉」の写生 色鉛筆で描きました。

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年中組「あきのこびと」葉っぱとどんぐりは折り紙です。

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年少組「トンボ」

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年少組「やまごぼう」


園庭で育てたサツマイモの絵を描きました。

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年長組

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年少組


小さな生き物も作りました。

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年中組「ミノムシ」(木の枝に毛糸を巻いたミノムシに、落ち葉や小枝を着せました)

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年少組「バッタ」お庭で夢中で探したバッタを折り紙で作りました。


最後の紹介するのは、お月見です。

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年中組「うさぎのお月見」

子どもたちは秋の自然を観て、触れて、聴いて、嗅いで、味わって...五感で感じ、
描いて、作って、表現することを楽しみました。
おうちの方も作品から、子どもたちの生活を思い浮かべ、
きっと楽しんでくださったことでしょう。


「さあ! 不思議な世界へ」

11月13日(土)は、草苑学園の学園祭「草遊祭」でした。
コロナ禍の草遊祭は、昨年同様学生と園児だけで行いました。

今年のテーマは「さあ! 不思議な世界へ。」でした。
学生が各クラスごとに講堂の舞台で劇や音楽を披露し、
観客は園児も学生も交代制で、密にならないようにしました。

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園児はどの学年も、約1時間、3本ずつ鑑賞しました。
保育を学んでいる学生たちは、子どもたちを喜ばせようと、
忙しい授業や実習の合間に練習し、熱演してくれました。

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クイズやダンス、マジックショーなど参加型のものも多く、
あっという間の1時間でした。

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子どもたちも、お兄さんお姉さんに、
ありがとうの気持ちを込めて、歌を歌いました。

園児と学生が顔と顔を見合わせて、楽しい時を共有することができました!


11月のお誕生会はパネルシアター「カレーライス」

11月の誕生会も、誕生児の保護者を招き、全園児でお祝いしました。
礼拝では、11月の子どもたちが神様に守られ、みんなから愛されてここまで大きくなったことを感謝し、これからもスクスク成長することを願い、祈りを捧げました。 

またひとり一人を紹介して、誕生カードを贈り、
みんなで「ハッピーバースデー」を歌って祝いました。
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お楽しみの出し物は、パネルシアターでした。
収穫の秋、食欲の秋...ということで、「カレーライス」を手遊びを交えて演じました。

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♪ にんじん、たまねぎ、じゃがいも、ぶたにく、
  おなべで炒めて、ぐつぐつ煮ましょう。

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♪ トマト、カレールー、溶けたら、味見て
  お塩を入れたら、ハイ出来上がり

ガスに火が付いたり、お鍋のふたを採るとカレーができていたり、
パネルシアターの仕掛けに、子どもたちはびっくり!

みんなで歌いながら手遊びもしました。

創立記念礼拝 「草苑」は「神様に守られている緑の牧場」

11月4日は草苑幼稚園の創立記念日でした。
今年で創立65年になります。

創立園長三好浪江は、神様のお創りになった自然の中で幼子を育てたいと考えました。
イチョウやケヤキの大きな木々がある土の園庭に巡り合い、
この地に幼稚園が創立されました。

毎日、夢中で虫を探し、土を掘り、草の実や木の実を集め、
草や花で色水を作っている子どもたちの姿を見るにつけ、
神様の大きな恵みを感じずにはいられません。

「草苑」の園名は、旧約聖書詩編100篇から名付けられました。

神様は羊飼いで、私たちは羊。
おいしい草が生えて、きれいな水が流れる緑の牧場が「草苑」。
神様はどんな時も、「草苑幼稚園」と「子どもたち」を守っている。
と、子どもたちにお話ししました。

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これからもたくさんの子どもたちが、草苑の庭でいきいきと過ごせることを願っています。