クリスマス献金

クリスマスは、神様がイエス様を私たちのところに贈ってくださった日です。
その大きな恵みに応え、困っている人のために贈り物をしましょうと、子どもたちはアドベントの期間に献金を貯めました。

子ども達には「おうちのお手伝いをしたり、何か我慢できたり、頑張ったご褒美に、おうちの方からお金を頂いて、献金箱に貯めましょう。」とお話しし、保護者にも協力をお願いしました。
アドベントの期間、「お手伝いしていますか?」「献金はできそうですか?」と子どもたちに訊ねると、「洗濯物畳んでる。」「お茶碗運んでる。」など教えてくれました。

献金箱は、子どもたちが作りました。

年少組は、天使の献金箱。
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年中組は、クリスマスツリーの献金箱。
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年長組も、クリスマスツリーの献金箱。
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幼稚園のクリスマスの前日に、重くなった献金箱を持ち寄りました。
一円玉や、五円玉、十円玉がぶつかり合って音を立てます。

クリスマスの日、子どもたちの献金はおうちの方や職員の献金と合わせて神様に捧げました。
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献金は、困っている人の助けになるよう、23の施設や支援団体に贈りました。
世界中の人、みんなが幸せなクリスマスを迎えることができますように!


クリスマスを楽しく祝いました!

昨年より、クリスマスの祝会は感染症対策のためクリスマス礼拝の翌日に開いています。
(2日に分けることによって時間短縮と、三密の回避ができます。)
クリスマス祝会は、幼稚園で行いました。

礼拝から始ましたが、年長児のハンドベル「メリークリスマス」を前奏にしました。
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キャンドルサービスも、ページェントも今年はハンドベルの演奏から始まり、年長児はどの子もクリスマスにハンドベルを鳴らしました。

祝会では、毎日のように歌ってきたクリスマスソングを、各学年の子どもたちが披露しました。

年中組は「ジングルベル」
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2番までの歌詞もしっかり覚えて歌い、楽しくタンバリン、カスタネット、鈴、トライアングルをリズムに合わせて上手に鳴らしました。

年少組は「あわてんぼうのサンタクロース」でした。
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一生懸命歌い、鈴とカスタネットを嬉しそうにならす姿はとても愛らしく、お兄さんお姉さんたちも微笑ましく聴き、拍手してくれました。

年長組は「ウインターワンダーランド」を歌い演奏しました。
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軽快なリズムと素敵なメロデーに子どもたちは心躍らせ、「楽しい~!」「ねえ、もう1回!」と喜んで練習していました。本番も、みんなの心が一つになり、聴いていると雪景色が目の前に浮かんでくるような歌と演奏でした。

保育者も「サンタがまちにやってくる」を歌いました。
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楽器も鳴らし振りもつけて、♪きこえてくるでしょう、鈴の音がすぐそこに~と笑顔いっぱいで歌っていたら......シャンシャンシャンという鈴の音が聞こえてきました。ドンドンドンとノックの音が聞こえ、サンタクロースがプレゼントを持って来てくださいました。

サンタクロースは他の幼稚園にも行く予定があるそうで、プレゼントだけ置いて行きました。
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大きな袋には、子どもたちひとり一人に絵本と、幼稚園へはパズルやジェンガY字リリアン、独楽、ままごと用のお手玉が入っていました。

最後に、フォークダンス「ジングルベル」を全園児が踊りました。
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年長児が年中児をリードし一緒に、年少児は保育者たちと一緒に、ダンスを楽しみました。

前日のクリスマス礼拝では大役を果たした子どもたち。祝会はどの子もリラックスしてクリスマスを思いきり楽しみました。


おごそかなクリスマス礼拝

12月14日(木)は草苑幼稚園のクリスマス礼拝でした。

アドベントクランツの4本目に灯りが灯り、第一部のキャンドルサービスが始まりました。年長児が火の灯ったろうそくを持ち、ゆっくりと静かに入場してきました。
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ろうそくの光は、私たちのところに世を照らす光として来てくださったイエス・キリストを象徴しています。本物の火なのでドキドキしながらも、大切に運んでくることができました。
キャンドルライトが醸し出す静かで厳かな雰囲気の中、讃美歌を歌い、聖書の言葉やお話を聴き、お祈りしました。
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また、子どもたちがお手伝いをして貯めた献金を、神様に捧げました。集まった献金すべてが支援の必要な方に送られました。


第二部は、ページェントでした。年長児を中心に聖書に書かれたイエス・キリストの降誕の場面を、劇にして演じました。
ページェントは「一番初めのクリスマス」がどんなだったかおうちの方や小さいお友だちに知らせるために、また演じることでクリスマスの出来事を心に深く刻むために、行われます。
降誕劇は発表会の劇とは趣旨が違い、神様に捧げるものです。使いなれない固有名詞や難しい聖書の言葉、独唱などありましたが、子どもたちは一生懸命覚えました。

必ずしも第1希望の役になることはできませんが、年長児全員が第3希望までの役を与えられました。希望を尊重しつつ、その役を演じることで成長することを期待し、配役を決めました。
自分の願いと違っていても、気持ちを切り替えその役を引き受け、しっかりと取り組んだ子どもたちを誇りに思います。

天使のお告げ.JPGベツレヘム.JPG天使.JPG三人の博士.JPG☆.JPG

年中児は、聖歌隊として劇中の讃美歌を歌いました。
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年少児は、劇中で星の子どもと子羊になりイエス様のお誕生を祝うダンスを踊りました。
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年長児はキャンドルサービスでもページェントでも、大切な役割を与えられましたが、一生懸命に取り組み、立派に果たすことができました。子どもたちを成長させてくださった神まさに感謝です。
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バードケーキ、小鳥さん喜んでくれるかな?

冬になると、小鳥たちの餌になる昆虫が姿を消し、秋に実った木の実や草の実もだんだん少なくなってきます。
小鳥たちには、厳しい季節です。

草苑幼稚園では、毎年冬の間だけ「小鳥のレストラン」を開いています。
小鳥の餌台に、子どもたちが作ったバードケーキや、ご家庭から持ち寄った傷んだ果物をお当番の子どもが置きます。
梢の小鳥たちは、外遊びが終わった子どもたちが園舎に入るのを、今か今かと待っていて、競ってレストランに来店します。

12月3日(金)、子どもたちはひとり1個、小鳥たちのためにバードケーキを作りました。
材料は、バターやマーガリン、砂糖、小麦粉なのですが、アレルギーの子どもに配慮して、草苑幼稚園ではバターやマーガリンの代わりにラード、小麦粉の代わりに米粉を使っています。
蓋つきのプラスチックのケースに、材料をこねたものを詰めて、かぼちゃの種やヒマワリの種をトッピングしました。

バードケーキつくりれんげ2.JPGバードケーキつくりすみれ2.JPGバードケーキつくりれんげ.JPGバードケーキつくりすみれ1.JPG


丁寧にきれいに並べる子ども、埋め込む子ども、たくさんトッピングする子ども、様々です。
子どもたちの愛情?たっぷりのバードケーキ、小鳥さんたち食べてくれるかな?

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アドベントクランツにあかりがつくと

教会での待降節(アドベント)は、11月28日(日)からでしたが、草苑幼稚園では11月25日(木)に第1アドベントの礼拝を守りました。
新型コロナ感染症も落ち着いていましたので、全園児が見守る中でアドベントクランツの1本目に火を灯しました。
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♪アドベントクランツにあかりがつくと、神の子イエス様のお誕生が近くなる
 まことの光、イエス様のお誕生を みんなが待ってます みんなが待ってます

暗い中、ろうそくの光を見ながらこの讃美歌を歌うと、クリスマスを迎えるうれしさが心に静かに満ちてきます。


アドベント第二礼拝(12/2)は、牧師先生をお招きし、イエス様のお母さんになったマリヤさんのお話をお聴きしました。
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アドベント第三礼拝(12/9)は、保育専門学校の講堂で守りました。いよいよクリスマスが近づいてきました。
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アドベントに入る前に、子どもたちはアドベントクランツを作ったり、クリスマスツリーやリース、クリブ(馬小屋の聖家族)を、みんなで飾り付けました。
ツリーの飾りは、年長児と年少児・年中児がペアになって、飾り付けました。
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クリブは各クラスに飾りましたが、年長児が各クラスを回って「これはマリアさんで、イエス様のお母さんです。神様を信じるお心の優しい人です。」などひとつひとつお人形の説明をしました。
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小さい子どもたちの質問にも答えていました。
年長児は降誕劇をするので、聖書に書かれた一番はじめのクリスマスについては、とても詳しいです!

アドベントの期間、降誕劇(ページェント)の練習をしたり、クリスマスに捧げる献金のためにお手伝いをしたり、おうちの方へのプレゼントを作ったり、クリスマスの歌を歌ったり、子どもたちは楽しくクリスマスを迎える準備をします。
どの保育室からも、クリスマスの歌が聞こえてくる、幸せな3週間です。


12月のお誕生会

12月のお誕生会も、全園児でお祝いすることができました。
12月生まれの子どもたちのおうちお方も参加してくださり、
お誕生カードを贈りみんなでハッピーバースデーを歌いました。
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お楽しみの出し物は、オペレッタ「三びきのやぎのがらがらどん」のクリスマスバージョンでした。

三びきのやぎのがらがらどんが、イエス様のお誕生を祝うために山に花を採りに行きました。
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途中の谷川に橋があって、そこを渡ろうとすると大きなトロルがやぎを食べようとします。
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一番大きなやぎのがらがらどんはトロルをやっつけますが、トロルも一緒に馬小屋のイエス様のところにポインセチアを持ってお祝いに行くというお話です。

トロルが怖くて、ちょっぴりドキドキの子どもたちもいましたが、ハッピーエンドにホッとしたようです。