クリスマス献金

クリスマスは、神様がイエス様を私たちのところに贈ってくださった日です。
その大きな恵みに応え、困っている人のために贈り物をしましょうと、子どもたちはアドベントの期間に献金を貯めました。

子ども達には「おうちのお手伝いをしたり、何か我慢できたり、頑張ったご褒美に、おうちの方からお金を頂いて、献金箱に貯めましょう。」とお話しし、保護者にも協力をお願いしました。
アドベントの期間、「お手伝いしていますか?」「献金はできそうですか?」と子どもたちに訊ねると、「洗濯物畳んでる。」「お茶碗運んでる。」など教えてくれました。

献金箱は、子どもたちが作りました。

年少組は、天使の献金箱。
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年中組は、クリスマスツリーの献金箱。
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年長組も、クリスマスツリーの献金箱。
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幼稚園のクリスマスの前日に、重くなった献金箱を持ち寄りました。
一円玉や、五円玉、十円玉がぶつかり合って音を立てます。

クリスマスの日、子どもたちの献金はおうちの方や職員の献金と合わせて神様に捧げました。
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献金は、困っている人の助けになるよう、23の施設や支援団体に贈りました。
世界中の人、みんなが幸せなクリスマスを迎えることができますように!


バードケーキ、小鳥さん喜んでくれるかな?

冬になると、小鳥たちの餌になる昆虫が姿を消し、秋に実った木の実や草の実もだんだん少なくなってきます。
小鳥たちには、厳しい季節です。

草苑幼稚園では、毎年冬の間だけ「小鳥のレストラン」を開いています。
小鳥の餌台に、子どもたちが作ったバードケーキや、ご家庭から持ち寄った傷んだ果物をお当番の子どもが置きます。
梢の小鳥たちは、外遊びが終わった子どもたちが園舎に入るのを、今か今かと待っていて、競ってレストランに来店します。

12月3日(金)、子どもたちはひとり1個、小鳥たちのためにバードケーキを作りました。
材料は、バターやマーガリン、砂糖、小麦粉なのですが、アレルギーの子どもに配慮して、草苑幼稚園ではバターやマーガリンの代わりにラード、小麦粉の代わりに米粉を使っています。
蓋つきのプラスチックのケースに、材料をこねたものを詰めて、かぼちゃの種やヒマワリの種をトッピングしました。

バードケーキつくりれんげ2.JPGバードケーキつくりすみれ2.JPGバードケーキつくりれんげ.JPGバードケーキつくりすみれ1.JPG


丁寧にきれいに並べる子ども、埋め込む子ども、たくさんトッピングする子ども、様々です。
子どもたちの愛情?たっぷりのバードケーキ、小鳥さんたち食べてくれるかな?

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アドベントクランツにあかりがつくと

教会での待降節(アドベント)は、11月28日(日)からでしたが、草苑幼稚園では11月25日(木)に第1アドベントの礼拝を守りました。
新型コロナ感染症も落ち着いていましたので、全園児が見守る中でアドベントクランツの1本目に火を灯しました。
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♪アドベントクランツにあかりがつくと、神の子イエス様のお誕生が近くなる
 まことの光、イエス様のお誕生を みんなが待ってます みんなが待ってます

暗い中、ろうそくの光を見ながらこの讃美歌を歌うと、クリスマスを迎えるうれしさが心に静かに満ちてきます。


アドベント第二礼拝(12/2)は、牧師先生をお招きし、イエス様のお母さんになったマリヤさんのお話をお聴きしました。
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アドベント第三礼拝(12/9)は、保育専門学校の講堂で守りました。いよいよクリスマスが近づいてきました。
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アドベントに入る前に、子どもたちはアドベントクランツを作ったり、クリスマスツリーやリース、クリブ(馬小屋の聖家族)を、みんなで飾り付けました。
ツリーの飾りは、年長児と年少児・年中児がペアになって、飾り付けました。
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クリブは各クラスに飾りましたが、年長児が各クラスを回って「これはマリアさんで、イエス様のお母さんです。神様を信じるお心の優しい人です。」などひとつひとつお人形の説明をしました。
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小さい子どもたちの質問にも答えていました。
年長児は降誕劇をするので、聖書に書かれた一番はじめのクリスマスについては、とても詳しいです!

アドベントの期間、降誕劇(ページェント)の練習をしたり、クリスマスに捧げる献金のためにお手伝いをしたり、おうちの方へのプレゼントを作ったり、クリスマスの歌を歌ったり、子どもたちは楽しくクリスマスを迎える準備をします。
どの保育室からも、クリスマスの歌が聞こえてくる、幸せな3週間です。


創立記念礼拝 「草苑」は「神様に守られている緑の牧場」

11月4日は草苑幼稚園の創立記念日でした。
今年で創立65年になります。

創立園長三好浪江は、神様のお創りになった自然の中で幼子を育てたいと考えました。
イチョウやケヤキの大きな木々がある土の園庭に巡り合い、
この地に幼稚園が創立されました。

毎日、夢中で虫を探し、土を掘り、草の実や木の実を集め、
草や花で色水を作っている子どもたちの姿を見るにつけ、
神様の大きな恵みを感じずにはいられません。

「草苑」の園名は、旧約聖書詩編100篇から名付けられました。

神様は羊飼いで、私たちは羊。
おいしい草が生えて、きれいな水が流れる緑の牧場が「草苑」。
神様はどんな時も、「草苑幼稚園」と「子どもたち」を守っている。
と、子どもたちにお話ししました。

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これからもたくさんの子どもたちが、草苑の庭でいきいきと過ごせることを願っています。


オルガンで礼拝

教育提携を結んだ青山学院より、草苑学園にオルガンが贈られました。
オルガンは草苑保育専門学校の講堂に据え置かれました。

草苑幼稚園では月に1回、牧師を招き全体礼拝を行っています。
9月は保育専門学校に出向き、オルガンの奏楽で礼拝をすることにしました。

広々とした講堂で大人の椅子に座って、ちょっぴり緊張気味の子どもたちでしたが、
礼拝が始まると、ピアノとは違うオルガンの響きに聴き入りました。
いつもの讃美歌も、オルガンの伴奏で歌いました。
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牧師の木村先生のお話は、「むねあかどり」のお話でした。
自分のできることを、周りの人のためにすることが、
神様が喜んでくださることなのだと教えていただきました。
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オルガンの荘厳な後奏曲に包まれ、礼拝が終わりました。
礼拝後は、オルガンの写真を見ながら、
オルガンのボタンや、ペダル、パイプについて説明を聴きました。
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青山学院で長い間大切にされ、草苑にやってきたオルガンを、
これからみんなで大切にしていきたいです。
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