バードケーキ、小鳥さん喜んでくれるかな?

冬になると、小鳥たちの餌になる昆虫が姿を消し、秋に実った木の実や草の実もだんだん少なくなってきます。
小鳥たちには、厳しい季節です。

草苑幼稚園では、毎年冬の間だけ「小鳥のレストラン」を開いています。
小鳥の餌台に、子どもたちが作ったバードケーキや、ご家庭から持ち寄った傷んだ果物をお当番の子どもが置きます。
梢の小鳥たちは、外遊びが終わった子どもたちが園舎に入るのを、今か今かと待っていて、競ってレストランに来店します。

12月3日(金)、子どもたちはひとり1個、小鳥たちのためにバードケーキを作りました。
材料は、バターやマーガリン、砂糖、小麦粉なのですが、アレルギーの子どもに配慮して、草苑幼稚園ではバターやマーガリンの代わりにラード、小麦粉の代わりに米粉を使っています。
蓋つきのプラスチックのケースに、材料をこねたものを詰めて、かぼちゃの種やヒマワリの種をトッピングしました。

バードケーキつくりれんげ2.JPGバードケーキつくりすみれ2.JPGバードケーキつくりれんげ.JPGバードケーキつくりすみれ1.JPG


丁寧にきれいに並べる子ども、埋め込む子ども、たくさんトッピングする子ども、様々です。
子どもたちの愛情?たっぷりのバードケーキ、小鳥さんたち食べてくれるかな?

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アドベントクランツにあかりがつくと

教会での待降節(アドベント)は、11月28日(日)からでしたが、草苑幼稚園では11月25日(木)に第1アドベントの礼拝を守りました。
新型コロナ感染症も落ち着いていましたので、全園児が見守る中でアドベントクランツの1本目に火を灯しました。
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♪アドベントクランツにあかりがつくと、神の子イエス様のお誕生が近くなる
 まことの光、イエス様のお誕生を みんなが待ってます みんなが待ってます

暗い中、ろうそくの光を見ながらこの讃美歌を歌うと、クリスマスを迎えるうれしさが心に静かに満ちてきます。


アドベント第二礼拝(12/2)は、牧師先生をお招きし、イエス様のお母さんになったマリヤさんのお話をお聴きしました。
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アドベント第三礼拝(12/9)は、保育専門学校の講堂で守りました。いよいよクリスマスが近づいてきました。
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アドベントに入る前に、子どもたちはアドベントクランツを作ったり、クリスマスツリーやリース、クリブ(馬小屋の聖家族)を、みんなで飾り付けました。
ツリーの飾りは、年長児と年少児・年中児がペアになって、飾り付けました。
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クリブは各クラスに飾りましたが、年長児が各クラスを回って「これはマリアさんで、イエス様のお母さんです。神様を信じるお心の優しい人です。」などひとつひとつお人形の説明をしました。
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小さい子どもたちの質問にも答えていました。
年長児は降誕劇をするので、聖書に書かれた一番はじめのクリスマスについては、とても詳しいです!

アドベントの期間、降誕劇(ページェント)の練習をしたり、クリスマスに捧げる献金のためにお手伝いをしたり、おうちの方へのプレゼントを作ったり、クリスマスの歌を歌ったり、子どもたちは楽しくクリスマスを迎える準備をします。
どの保育室からも、クリスマスの歌が聞こえてくる、幸せな3週間です。


12月のお誕生会

12月のお誕生会も、全園児でお祝いすることができました。
12月生まれの子どもたちのおうちお方も参加してくださり、
お誕生カードを贈りみんなでハッピーバースデーを歌いました。
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お楽しみの出し物は、オペレッタ「三びきのやぎのがらがらどん」のクリスマスバージョンでした。

三びきのやぎのがらがらどんが、イエス様のお誕生を祝うために山に花を採りに行きました。
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途中の谷川に橋があって、そこを渡ろうとすると大きなトロルがやぎを食べようとします。
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一番大きなやぎのがらがらどんはトロルをやっつけますが、トロルも一緒に馬小屋のイエス様のところにポインセチアを持ってお祝いに行くというお話です。

トロルが怖くて、ちょっぴりドキドキの子どもたちもいましたが、ハッピーエンドにホッとしたようです。